喪の期間についてタイトル

喪の期間について

遺族は喪に服します。家族を喪って悲しみの中にある人がその悲しみを癒し、回復するためには、死をみつめ、悲しみを大事にして過ごすことが大切なこととされています。また周囲の人はこの悲しみに寄り添い、ケアすることが大切だとされています。愛する人を喪って悲嘆に陥ることは当然のことですし、また、きちんと悲しみを表出することにより自然に治癒していくものです。だが、ときに心身症に陥ったりすることもあるので周囲の優しい見守りが必要となります。

日本の喪の習俗

日本では死後四十九日(50日)を特に大切にし、仏教習俗では7日ごとに集まって法要を繰り返します(七回目が7×7=49日にあたるので、四十九日を「七七日(しちしちひ)」とよぶ)。四十九日のことを「忌中」とよび、死の衝撃の強い期間と位置づけます(最近は「忌中」という言葉は「死を忌む」という意味でふさわしくないと使わない傾向にあります)。
神道では五十日祭(または一年祭)の翌日に清祓(きよはらい)の儀を行い、神棚を封じていた白紙を取り除き霊璽(れいじ。仏教の位牌に相当)を祖霊舎に合祀します。
「喪中」は約1年(13カ月)を言います。四十九日後にも百カ日法要、一年目の命日は「一周忌」とよびます。2年目の命日は数えで計算して「三回忌」となります。
「喪中はがき」は、喪中で喪に服していて新年の挨拶をしない失礼をお詫びするためのもの。一般に配偶者、親、子、孫の場合は1年、祖父母、きょうだいの場合は約半年程度ですが、決まっていることではありません。喪中はがきを出す時は11月後半から12月上旬の間に出します。年賀はがきを受け取った場合には1月15日過ぎて「寒中はがき」でご挨拶します。
キリスト教では「記念会」を適当な機会に行うことがあります。

追悼儀礼

葬儀イメージ 日本では三十三回忌(満32年)あるいは五十回忌(満49年)までは故人を追悼する習慣があります。仏教では三十三回忌または五十回忌をもって「弔い上げ」とし、先祖の霊と合祀します。参考までに日本仏教の追悼儀礼の習慣をあげておきます。三回忌の後は七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、三十三回忌などがそれです。この他、月の命日(「月忌(がっき)」と言います)、命日、お盆、春秋の彼岸などに墓参したりして死者を追悼記念する習慣があります。

<引用元> 表現文化社  碑文谷 創 http://www.sogi.co.jp/